9/12沼津大学で災害セミナー&避難所運営ゲーム「HUG」を開催しました!
9月は防災月間です。
沼津大学でも、防災についてしっかり考えてほしいという思いがあり、防災セミナーを企画しました。
沼津大学のためにと、静岡県の登録専門家でもある大竹秀昇様にお話いただきました。
今回は、最初に、災害などの緊急事態にどう考えたら良いかのお話からです。
もし災害が起こったら、ということを、まずは自分の生活で考えてみました。
朝方に大規模な地震が起こったとき、
・地震直後
・10分後
・1時間後
あなたはどうしますか?
自分がとるべき行動を3分で記入し、自分が書いた内容をグループ内で情報共有しました。
こちらをお読みの方も、ぜひやってみてください。
グループのみなさんの意見を聴くと、気付きがたくさんありました。
最大級で想定されている津波が来る場合、津波が4分で到達すると言われています。東北の地震のときは揺れが3分続きましたから、残り1分でどうしますか?
逃げる、家の中にあきらめている、そもそも危ないので引っ越す...
いろいろ考え方があると思いますが、まずは「考えてみる」ということが大切だと思います。
この後、「BCP」という事業継続計画についての説明と、BCPをどのように作るかの説明を事例も含めてしました。
平静時のベースとなる資産を高めに持っておくこと、また事業復旧時には、商品を絞って復活させることが大切とのことです。
中小企業版BCPは、中小企業庁ホームページから簡単に作成できます。
今回は、店舗経営等個人事業主の方も多数参加されていたので、BCPづくりにチャレンジしていただけると嬉しいです。
第2部として、避難所運営ゲーム「HUG」を行いました。
災害後、次々と避難所に避難してくる住民たちをどのように避難させ、また次々と起こるイベントにどのように対処していくか?
250枚の避難者・イベントカードを使い、10秒に1回対応していきます。
10秒に1回...あっという間です。ちょっと問題があるケースになると、すごく頭を使います。
正解はありませんが、いろいろなことに配慮しなければならないのは確かです。
このゲームを体験することで、自分が避難することを考えるきっかけにもなったと思います。知っておくのと知らないのとでは、実際に起こったときの対応も変わってきます。
「HUG」は、静岡県が指定した方法で購入できます。
また貸し出しにも対応していますので、みなさんの身の回りでも、ぜひ試してみていただければと思います。
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