[8/18開催]大泉寺で坐禅を行いました
沼津市井出にある「大泉寺」さんの住職のご好意により、坐禅会を開催致しました。
集合時間は、朝5:50!
それでも、ほとんどの方に時間通りに集まっていただきました。
案内板まで出していただきました。
本堂の玄関で裸足になります。靴下を履いている方は、脱ぎます。
そして、坐禅用クッションを持ちます。白いタブを目印に、クッションを持つ方向も指定があります。
本堂を通り、坐禅の場所まで歩いていきます。
本堂に入るときは左足から入り、出るときは右足から出ます。
その他、坐禅の場所までの歩き方、座り方にもルールがあります。
拝礼をしてから、座ります。
外に見える景色にも癒やされます。
「坐禅」なので、基本的には足をどちらかの腿に乗せます。
足が痛い場合は、少し坐禅を崩して「あぐら」状態になっても構いませんし、足が悪い方は椅子での坐禅もOKです。
目線は、1mほど先の床を見ます。
その姿勢で、30分ほど、無の状態を作り出します。
雑念が出てきたら、呼吸に意識をおいたりし、雑念が入らないようにします。
4時起きで6時からの坐禅、寝不足もあったので眠くてたまりません(苦笑)。
雑念云々より、ただ、眠い...。
眠くて倒れそうになっていた途中、姿勢に関するご指導が1回、1名は叩かれ(自らの希望です)、私自身も意識を取り戻しました。
坐禅の後は、般若心経を読みました。
そして、お食事。
お食事は、お粥です。
お食事の箸になにやら書かれています。
「五観の偈」
一には功の多少を計り 彼の来処を量る(このごはん、どこから来たか考えます)
二には己が徳行の 全欠をはかって供に応ず(ふりかえろう、今日の自分の行いを)
三には心を防ぎ過を離るることは 貧等を宗とす(欲張らず、心静かにいただきます)
四には正に良薬を事とするは 形枯を療ぜんが為なり(よくかんで、じょうぶな身体をつくります)
五には成道の為の故に 今此の食を受く(このごはん、今を大事にいただきます)
また、ごちそうさまのときは
「願わくは此の功徳を以て 普く一切に及ぼし
我らと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを」
(この食事のおかげで、すべての人が健康を保ち、仏さまお教えを守って生きられますように)
と言います。
これからも、食事の際は、心に留めておきたいです。
お粥のお供、ふりかけ・たくあん・梅干し。
どれも美味しくて、おかわりしてしまいました。
いただきます。
残さないように、食後もきれいにいただきたいので、食後には少しのお湯を入れ、たくあんでかきまぜて飲み干し、お椀をきれいにします。
お箸は、斜めに揃えて置いておけば「ごちそうさま」の合図になります。
食後は、懇親タイム。
住職からいろいろお話いただきました。
「天上天下唯我独尊」
という言葉がありますが...。
(「この世に個として存在する「我」より尊い存在はない、人間の尊厳をあらわしている言葉だが、「唯我独尊」はこの世に自分より優れたものなどないという思い上がりの意味でも使う。」
「天上天下当処沼津」
という言葉を作っていただきました!
沼津、バンザイ!!
と、ここまで書いていたら、先に、大泉寺さんにブログを更新いただきました。
そうですよね。
一度や二度の坐禅で変わるほど単純ではないのかもしれません。
継続していきたいので、沼津大学でも、また坐禅の場を設ける予定です。
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